関連意匠「意匠を侵害されたくない」

意匠権は工業デザインを独占排他的に用いる権利です。この権利の及び範囲はそのものだけではなく、類似したデザインに対しても及びます。つまりデザイン①の意匠を取得した人は、類似したデザイン②についても同様の権利を行使することができます。


これは、本来の創作の範囲であり、不当競争が発生するは範囲であり、かつ、美観が共通する範囲でもあるからです。


但し、ここにデザイン②に類似したデザイン③があったとします。デザイン①とデザイン③が類似していると判断できない場合、デザイン③について意匠権は適用されません。このことは考え方によっては、プラスにもマイナスにも捕らえられます。プラスという点で考えると、第三者でもデザイン③の意匠を取得できるということ。マイナスという点で考えると、デザイン③の意匠を取得したものは、デザイン②の領域においてデザイン①の権利者の権利範囲内を争うことが認められることになります。

 

そこで、それを未然に防ぐ方法として認められたのが、関連意匠とです。

 

関連意匠は、意匠出願者が出願日以降意匠公報発行の前日までに類似した意匠について「関連意匠」として出願すれば、同じように意匠権として認められるというものです。

 

即ち、下記の図では③に権利を及ぼすことができます。また、②が①の権利範囲であることを登録を以って立証することにもなり、権利範囲を明確化する観点からも有効です。

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